Xperiaのソフトウエアボタンが効かない!
私はXperia Z3 Compact(SO-02G)を現在はサブ機として使っていますが、先日突然ホームボタンなど、ソフトウエアボタンが押せなくなりました。
Xperiaシリーズはホームボタン、戻るボタン、アプリの一括処理ボタンをソフトウエアとして提供しており、前面に物理的なボタンはありません。
↓タッチパネル下に表示されるこれです。
その3つのボタンがタッチしても全然動かないのです。これは困った。
3つのボタン以外のタッチは問題ありません。アプリなどはアイコンをタップすれば起動しますし、起動したアプリ自体の操作も問題ありません。
ただ、ホームボタンや戻るボタンが効かないので、アプリを終了させたりホーム画面を表示し直したりすることが出来ませんし、いろいろと不都合があります。
ただ、そういえば半年くらい前からトグルを呼び出す作業(液晶画面の上部を下にスワイプする)をすると、余りスムーズに出てこなくなってきたのは気になっていましたが。
ソフトウエアボタンが効かない時の解決策は?
で、原因と解決策を探るため、検索してみます。するとすぐに答えは現われました。
「タッチ切れ」という問題のようで、他のXperiaユーザの方でも発生しているとのこと。
解決策として、「戻るボタン」の役目を持つアプリをダウンロードする、Bluetoothでマウスを接続する、などがありました。
ただ、私が試してみたのはそれ以外の方法です。それは「てぶくろモード」の利用です。
最近はタッチパネル対応の手袋があり、てぶくろモードをONにしなくても使えますが、タッチパネル非対応の手袋を使うときに利用するのが「てぶくろモード」です。
てぶくろモードを使うとタッチパネルにちゃんと触れていなくてもなんだか知りませんが(笑)動きます。
これ使えるんじゃないかなー?と思ったところ、やはり使えました。
ソフトウエアボタンの上でちょっと長押しするような感覚で指を置くと、普通にソフトウエアボタンが動作します。よかったよかった。
「てぶくろモード」は完璧ではなかった
しかし、一方で困ったことも。
ソフトウエアボタン上では普通に動作するのですが、それ以外の元々問題ないパネルのところでタップ作業やらを行うと、いつもより敏感に反応してしまうのです。
例えば、文字を入力しようとしてもうまく入力が出来なかったり、変換が出来なかったり、という感じです。スムーズな操作が難しくなるのです。
うーん、とりあえず応急処置的にはいいと思いますが、てぶくろモードも一長一短ですね。
尚、このタッチ切れ現象は無償の修理対象にもなっているということなので、ちょっとドコモショップに行って相談しようかなと思います。
ソフトウエアなども初期化して戻ってくるようなので、電子マネーやLINEなどのデータは他の手持ちの機種に移したりする作業が必要ですね。
ドコモショップへ行ってきた
さっそくドコモショップに端末を持ち込んで相談に。
すでにSO-02Gを契約した時の番号は機種変更で使っており、SO-02Gに直接紐付いている携帯番号がないのですが(こういうのも白ロムっていうんですかね)それでも対応してくれます。
店員さんに状況を説明すると、SO-02Gでこういう現象があるということをご存じなかったのですが、調べてもらった結果「メーカーでも認識している問題なので、無償で修理できます」とのこと。
しかし、ネットで調べたときに他の経験者の方も言われていたのと同様「タッチパネル以外に問題があった場合も同時に修理が必要で、その場合は有料になります」と言われました。
しかも、私の場合はスマホの外装の傷についても指摘があり「有料で外装交換になる可能性が高いです」とも。
んー、私の端末は本体表と裏はガラスフィルムで保護していたので剥がしたら無傷でしたし、傷があるのはサイド面だけなんですけどね。使っていれば普通につくレベルの傷。
その傷があっても本体の動作には全く問題ないし、タッチ切れが起きたのだってその傷が原因なわけはないので、「いや、別に傷は直さなくてもいいんですけど…」とは伝えましたが、判断はすべてメーカーの作業員が行うということで、その判断を待つしかありませんでした。
遂に戻ってきたら別のSO-02Gになっていた(笑)
ドコモショップでXperiaを修理に出してから10日たっても音沙汰なし。遅い、遅すぎるぞ。
お店では「まずはメーカーで確認をして無料修理か、他の部分も含めた修理で有料修理になるか、メッセージRで連絡します。1週間か10日位で連絡をします。」と説明を受けていました。
しかし、10日を過ぎても連絡がありません。そして遂に11日目、メッセージRが届きました。
その内容は「ドコモショップに受け取りに来て下さい」とのこと。おい、修理判断の連絡はどうなったんだ?まあいいです。さっそく取りに行きます。
で、結果的には無償で修理がされて戻ってきました。
まあ、無償修理だからメッセージRでの確認がなかったんだと思いますが、それなら最初からそういうふうに伝えてほしかったなあ。
さて、その端末ですが「タッチパネル交換」の場合は液晶とタッチパネルが一体となったフロントケースがまるごと交換となるようで、表面には新品のときと同じくシートが貼られて帰ってきていました。
しかし、それだけではありません。「カメラレンズの破損を確認したので」ということでアンテナも含めたリアケースも交換されています。カメラレンズの破損なんてあったかな?普通に写真も撮れていたけど。
さらに「修理都合でメイン基板を交換しました」とも書かれています。…ってかこれって結局全交換じゃね?
表も裏も新品同様のフィルムが貼られ、元々サイドにあった傷もなくなっています。製造番号も変わっています。
まさに「お前どこの子だよ?」という感じです。同じ機種ですが長年私の相棒だったSO-02Gではなく、全く別のSO-02Gになって戻ってきました。
なんとなく「寂しいなあ」という気持ちと「ラッキー」という感情と両方ですね(笑)。
ユーザーの方ならおわかりだと思いますが、SO-02Gはコンパクト端末愛好家には間違いなく稀代の名機。これを再度手に入れられたのはラッキーでした。
ということで、SO-02Gでタッチ切れ問題が発生すると「新品のSO-02G」がもらえるかもしれません。
ただ、これはあくまでも私のケースですので、すべてがそうなるとは限らないこともご承知おきください。
さて、新しくなったのはいいのですが、またガラスフィルムや背面保護フィルムなどは必要になります。それを調達して再度利用したいと思います。