「dポイント投資」を使って寝かせているdポイントを増やそう！出し入れ自由で手数料なし 市場見ていれば勝ち続けることも！？

ドコモが2018年5月から「dポイント投資」のサービスを開始しました。

これはユーザーが持っているdポイントを投資信託に連動して運用、ユーザーの持つdポイントを増やそうという試み。

私も開始日にはじめましたので、今回はそのdポイント投資についてまとめたいと思います。

ポイントサービスも差別化の時代へ

最近はポイントサイトで貯めたポイントを運用する動きが出てきています。ポイントサイトの「げん玉」では預けているポイントに対して利息が付きます。

今やポイントサービスも群雄割拠ですから、他と差別化をして生き残りをかけているように見えます。

そんななかでドコモのような大手企業もこういうサービスに打って出るようになりました。

dポイントはドコモが運営し主導しているポイントサービスですが、最近はユーザー数も提携している企業も増え、業界トップのTポイントと覇権を争う勢いなんだとか。

で、そんなドコモが2017年5月から始めたサービスがdポイント投資です。

「dポイント投資」でdポイントを貯めよう

dポイント投資はdポイントを預けることで投資体験をしようという試み。

dポイント投資の特徴は？

特徴は以下のとおり(公式サイトより)

また、いつでも始められ、いつでも終わらせることが出来るというのも特徴です。

dポイントを貯めているけど特に使い道がない場合、そのポイントを「運用ポイント」として預けておくといいでしょう。

また「運用ポイント」として預けたポイントは好きなタイミングで通常のポイントに戻すことができます。

普通にポイント通帳に寝かせて置いておいても増えませんが、dポイント投資に預けるとワンチャンありますよ。

特に年齢制限もないようですので未成年でも気軽に始めることが出来ます。投資の勉強にはもってこいかもしれません。

細かいことは分からなくても、株価や経済の動きを気にするだけでもいい勉強です。

手数料も税金もかからない！

通常、投資信託を行うと掛かる手数料はdポイント投資ではかかりません。またプラスが発生した場合、投資信託では税金が発生しますが、dポイント投資ではかかりません。

投資と言っても、実際のお金を運用するわけではないので、そのあたりは通常の投資信託と異なります。

いくらくらい投資できる？

掛けられるポイントは、自分がdアカウントで持っている通常ポイントのみです。

dポイントには利用期間や用途が限定されているポイントがありますが、そちらはdポイント投資に預けることはできません。

また、あくまでも掛けられるのはdポイントのみです。現金は掛けられません。

【追記】2017年12月から1日に投資できるポイントの上限が2,000ポイントとなりました。ただし、THEO+docomoのサービスを利用している場合は上限が10,000ポイントとなります。

リターンはどれくらい？

市場連動型の投資なので、市場に元気がある時はポイントは増えますが、市場の元気がなければポイントは減ってしまいます。

以下の試算は仮に2017年5月からポイントを預けていた場合、どれくらいのリターンがあったかを示したグラフです。(ドコモによる算出)

アクティブプランに預けておけば最大で10％以上増えているタイミングがあります。一方で最悪でも3％程度の損失で済んでいます(というシミュレーションです)。

景気が長期的単位で悪いとき、悪化しているときは底なし沼のようにどこまで減るかわからない状況に陥りがちですが、2018年5月現在は景気が長期的に見て落ち込んでいる時期では無いため、だいたいにおいてしばらくすると回復します。

グラフを見てもわかりますが、一時的に下がったとしてもまた右上を目指して伸びており、減ったとしても現状なら気長に待てば回復するでしょう。

とはいっても、あくまで投資は自己責任なので気を付けて！

早速dポイント投資に預けてみた！

ということで、さっそく私もポイントを預けてみました。最初は20,000ポイントを預けてみました。

結果をご覧いただきます。

1日目！82ポイントのプラス！

2日目！80ポイントのプラス！

なんと2日で162ポイントも増えました。率にすると0.8%です。

この2日間市場の成績が良かったために、「たまたま」といえばたまたまですが、これで終わりにしておけば労せずして162ポイントゲット、となります。

まあ、私はそのまま預け続けたいと思いますので、今後下がることもあるでしょうが、そうしたらまた下がったところでdポイントを追加したいと思います。

画面の上の通り「運用可能なdポイント数」つまり通常のdポイントが12,400Pありますので、投資のセオリーどおり「下がったら投入」です。

なお、ポイント数は毎日17時ころにその日の市場を反映して更新されます。

日本の市場が閉まっている土日祝は反映されないそうです。

あれ？これ高確率で勝ち続けられるんじゃね！？

まずは最初にお詫び。上で「預け続けたい」と書きましたが、すいません、明らかに下げの局面が来たので一度引き上げていました(笑)。めんごめんご。

このdポイント投資の特徴は「いつでも無料で預けたり戻したりの出し入れが自由」である点にあります。

ですから、日中に市況を見ていて「こりゃ明らかに落ちるな」とわかるときには17時までに全部のポイントを引き上げておけばよいのです。

逆に、「こりゃ絶対上がるでしょ！」と思われるときに「運用ポイント」に預ければよいのです。

本日2017/5/31ですが、前夜のNYダウから当日の日経平均にかけて大きなプラスが続きました。これを見て「今日なら増えるかも？」と思った私は、お昼前ころに30,000ポイントを運用ポイントに変更。

そして17時を過ぎてdポイント投資をチェックしたところ…めっちゃ増えてる。

dポイント投資なら、このように市況の動きを見てから預けたり引っ込めたりすることができます。しかもリアルタイムで。手数料もなし。

これ、うまいことやればかなりの確率でポイントがっぽりゲットできるのでは？

とりあえずプラス10,000ポイントを目指したいと思います！

ついに10,000ポイント達成！

5月から始まったdポイント投資ですが5ヶ月たった10月についにプラスが10,000ポイントになりました。

最近画面がアップデートされ、過去の合計損益が表示されるようになったのですが、10,005ポイントのプラス達成です。

この日は1日で853ポイントが増えています。たまたま爆上げの日だったのですが、最近の市場はボラティリティ(上下の変動率)が激しいので、上がる時には一気に上がります。

下がる時にはポイントを引き上げておけばいいだけなので、ノーダメージで続けられています。

増えたポイントはもちろん再投資。すると複利効果でプラスが上乗せされます。

目指すはプラス10万ポイントかな。10万ポイント増えたらiPhoneの購入費用にあてたいと思います！→ただ改悪でその夢は難しくなったかな。

増えるか減るかはなぜわかる？

dポイント投資は「株式会社お金のデザインが設定・運用する投資信託の基準価額に連動して毎日変動します。」とされており、この対象投資信託の成績を予想すればその日増えるか減るかがだいたい分かるのだそうです。

中には熱心な人が毎日予想をしてくれており、私もそれに乗っかっております。私が参考にさせてもらっているのがポインコ予報さん(@d_p_investment)の予想です。

１０月２６日(金) 12:00 最終予測

こんにちは！
大幅利益の大チャンス！！
頂きましょう😋

仲値確定 ＄/￥ ⤴️0.45

　【アクティブ】
⤴️１７５±５ (+1.46%の利益)

　【バランス】
⤴️２９±５ (+0.95%の利益)

※あくまでも予測です。
　決断は自己責任でお願いします。#dポイントクラブ #ポイ活

— ☀️ポインコ予報🌈ｄポイント投資🌟 (@d_p_investment) 2018年10月26日

あくまで予想ではありますが、増えるか減るかの判断についてはほぼ当てていると思います。

12時の段階の最終予想を参考にして、17時までに投資するかどうかを判断しています。

決断は自己責任でお願いしますね。

12月に改悪されてしまった！さてどうする？

上述の通り、2017年12月にdポイント投資のシステムが改悪されてしまいました。1日に追加投資できる上限が2,000ポイントに…。

例えば1％上がる爆上げ日の場合でも2,000ポイントしか投資していないと20ポイントしか増えなくなってしまいました。以前だったら20,000ポイント投資すれば1日で200ポイントも増えていたのに、くっそー。

しかし、ルールはルール。ルールの中で楽しむためにはどうしたらいいでしょうか。

複数アカウントで運用する

dポイント投資の原資となるdポイントはdアカウントに貯められますが、例えばA回線・B回線・C回線でそれぞれdアカウントを作成しポイントをバラバラに貯めている場合、「ポイント共有グループ」を申し込めば3アカウントのポイントを統合できます。ひとりで3回線持っている場合でも、家族で3回線持っている場合でも統合できます。

さらにいえばdアカウントは回線を持っていなくても作成をすることができますので、そのアカウントも同じ「ポイント共有グループ」に入れれば、更に多くのアカウントで運用ができます。

ポイント共有グループについてはドコモの公式サイトでご確認を。

私自身も実際に3アカウントでdポイント投資を行っています。ポイントはグループで共有しているので、ポイントを投入する日は最大6,000ポイントを投資できることになります。

唯一のデメリットとしては「めんどくさい」。

3つのスマホを用意したり、1つしかスマホがない場合はdアカウントのログイン・ログオフを繰り返して投資をしたり、ポイントを引き出したりする必要があります。

ポイント共有グループは最大20アカウントまで共有化させることができますが、私もさすがにそこまではやっていません。

やれば理論上は1日最大40,000ポイントまで追加投資できますが、この作業を20回繰り返すのは平日には無理ですね、時間がなくて。

土日祝もポイント追加を行う

新しいルールは「1日に追加可能な運用ポイント数の上限が2,000ポイント」ということですが、これ実は運用が止まっている土日祝も追加はできるんですねえ。

dポイント投資の運用日は市場が開いている平日のみです。ですから土日祝日はdポイント投資の口座にポイントが溜まっていても増えたり減ったりしません。

改悪以前は運用日にだけ投資できるポイントの最大値を出したり引っ込めたりしていましたので土日祝のことなんて考えたことありませんでしたが、新しいルールの「1日」とは運用日だけを指すのではなく365日いつでもということなので、土日祝でも追加投資可能です。

ですから、例えば金曜日に下がりそうだと予想して全ポイントを引き出していた場合でも、月曜日の運用に向けて土・日・そして月曜日と3日間2,000ポイントを追加していけば、月曜日には6,000ポイントで運用ができます。

もし、月曜日にやはり下がりそうだとなれば、土日にためたポイントを引き出せばよいのです。

ということで、土日祝日も積極的に追加投資しておきましょう。憂鬱な月曜日が少し楽しみになるかも？

素直にTHEO+docomoをはじめて1日1万ポイントを預けられるようにする

結局、2,000ポイントずつやるのは効率が悪い！という結論にいたり、ドコモの策略にまんまとハマりTHEO+docomoを始めてしまいました。

その件は別記事にまとめています。

ドコモのdポイント投資で稼ぐために…THEO+docomoを開始！ おトクな始め方を紹介

他にもポイント投資はある！楽天ポイントも、げん玉ポイントも

2018年10月から楽天もポイント投資をはじめました。「ポイント運用」という名前のサービスです。

ただし若干dポイント投資とは異なり、14時までにポイントの預け入れを行い、翌営業日からの運用となります。

その為、dポイント投資のように「今日は上がりそうだから」と投資をしても、スタートは翌営業日からなので、必ず成功するかはわかりません。

私も早速7,000ポイントほど使ってみましたが、現在100ポイントくらい下げています…今月は市場がどこも下がり気味でしたからねえ。

その他に、いわゆるポイントサイトでためたポイントを運用に回すことも出来ます。

「おつり投資」というサービスを行っているトラノコでは、各種ポイントサイトでためたポイントを投資に回すことが出来ます。

トラノコについてはまた別の記事にしたいと思いますが、私はポイントサイトげん玉でためたポイントを、PointExchangeに送り、そこからトラノコに回しています。

2018年10月現在、げん玉経由でトラノコの口座を開設すると、げん玉で3,500円相当分のポイントが貰えますので、それもトラノコに預けると良いでしょう。

ちなみにトラノコはポイントから預けた投資分は普通に現金として扱われるため、引き出す際にはポイントとしてではなく現金としての引き出しになります。

なんでそんなにdポイント持ってるの？

ところで、なんでそんなにdポイント持っているの？と思われるかもしれませんが、dポイントが貯まるクレジットカードを使っているからなんですね。

例えば、dカードGOLDはドコモの利用料金に対して10％のポイント還元があります。

ドコモで1回線につき毎月10,000円支払いをしていると、1,000ポイントがもらえる計算ですので、ポイントがザクザク貯まります。

また入会特典としてポイントも貰えます。

dカードGOLDは年会費がかかりますが、ノーマルのdカードなら年に一度でもつかえば年会費がかからない実質無料なので、そちらもおすすめです。

ポイント還元は1%ですが、ドコモのサービスと親和性が高いので、ポイントがためやすいカードです。

また、リクルートカード・プラスも使っております。こちらは還元率2.0%です。

貯まるのはリクルートポイントですが、リクルートポイントはPontaポイント経由でdポイントに移行できますので、実際に私が掛けた20,000ポイントはもともとはリクルートポイントを貯めたものです。

現在、リクルートカード・プラスは新規受付を終了しておりますが、1.2％還元のリクルートカードは年会費無しで作れますので、おすすめです。

作るだけで以下のバナーの通りPontaポイントが貰えますよ。dポイントに交換してすべて投資に回すのも良いですね。

ということで、dポイントが貯まったらdポイント投資にポイントを預け、投資体験をしてみましょう！