仮想通貨にはいろいろな種類があり、今でもその種類は増え続けています。
なかでも「こんなコインなんであるの?なにに使うの?」と思われるようなコイン(通称:草コイン)もありますが、ビットコインも最初はそんな存在でした。いつ化けるかわかりません。
今回はそんな草コインを無料でゲットして増やす方法についてまとめます。そのコイン、金の卵かも?
仮想通貨のエアドロップとは?
仮想通貨の開発が終了しリリースが始まる前にその仮想通貨を無料で貰うことが出来る場合があります。
まあ、最初から大きなプロジェクトで進行しているようなものは無理でしょうけど、趣味レベルで「作ってみました~」なんていうコインだともらえるようなことがあるようです。
で、開発者側が無償で配布することをエアドロップ(AirDrop)といいます。
(iPhoneの機能でもエアドロップというのがありますが、それとは無関係です。)
エアドロップにて仮想通貨をもらうためには条件がある場合もありますが、ただ単に「連絡すればあげるよ」という場合もあるので、ただで貰えるものはもらっておきましょう。
今回は実例としてTOKYOCOINを紹介します。TOKYOCOIN以外でも同じパターンで配布しているコインもありますので参考にしてください。
なお、TOKYOCOINについてはホワイトペーパーや開発者情報など詳しい情報が書かれていませんので、そのあたりを不安に思う方は様子を見ても良いでしょう。
TOKYOCOINをもらうには?
今回私がもらったTOKYOCOIN(TOKC)をもらうには以下の情報を開発者側に伝えます。
- メールアドレス
- TOKYOCOINのウォレットアドレス
- Bitcointalkのユーザーネーム(任意)
- 紹介コード(任意)
これだけです。これで5,000TOKCがもらえます。
ひとつハードルになるのがTOKYOCOINのウォレットアドレス。TOKYOCOINのウォレットアドレスを得るためには、TOKYOCOINのウォレットアプリをインストールしないといけません。
それらの方法についてはBitcointalkのTOKYOCOINスレッドに書かれていますが、こちらのブログでも順に紹介します。
TOKYOCOINのウォレットアプリをダウンロード
アプリはWindows用、Linux用とありますのでご自身の環境に合わせてダウロードします。
尚、展開するとセキュリティソフトによりリスクがあると言われることがあるそうですが、TOKYOCOINの公式twitterによると、安全だそうです。
We recieved an update from Microsoft Security Team.
tokyocoin-win.exe is "Not malware" "No malware detected".— TOKC (@TOKYOCOIN) 2017年10月13日
仮想通貨関係のアプリは時々誤認知されることがありますので、安全かどうかを確認して進めましょう。
なお、私は仮想通貨関係はお古のPCを専用として使っています。仮に何かがあってもそのPCだけを切り離せば良くしています。
ウォレットアプリからTOKYOCOINのアドレスをコピー
ウォレットアプリを開いて「コインを受け取る」タブを開くとTOKYOCOINのアドレスが表示されますのでそれをコピーします。
必要事項を入力
以下のリンク先にアクセスし、必要事項を入力します。送信ボタンを押して完了です。
https://docs.google.com/forms/d/1XBBYRwgtRyzBw2zwzwlqqf0M55I3wDSzVH4yVuYEQb0/
なお、メールアドレスも捨てメアドなどを取得して使うとよいでしょう。
あとは送られてくるのを待つだけ。
開発者が手動でやっている可能性があるので、気長に待ちましょう。
公式フォーラムでは7日以内に、と書かれていましたが私は半日くらいで送られてきました。
これでコインをゲットできました!
ステーキングでさらに増やす!
次のステップはステーキングです。
仮想通貨を増やす方法としてマイニングに参加する方法がありますが、ビットコインやイーサリアムなどで使われているマイニングの計算方法をPoW(Proof of Work)といいます。
しかし、PoWには高価な装置や電力が必要になります。
その問題を解決するために、PoS(Proof of Stake)という方法が考え出されました。PoSの仮想通貨はマイニングに装置や電力を使うのではなく、所有しているコインの量を元に計算されるとのこと。
(すいません、私も不勉強で具体的な説明ができませんが)
ですので、PoS型の仮想通貨は持っているだけでもコインが増えます。利息がつくようなイメージです。
また、PoS型の仮想通貨の計算はステーキングと言うそうです。
ステーキングの方法
ステーキングを行うには、ウォレットアプリを使います。
基本的にはコインが入ったウォレットアプリを起動さえしておけば増えます。残念ながらガバガバ増えるわけではありません。ちょっとずつ増えます。
また、ウォレットを起動する必要がるのでPCはもちろん起動したままにします。しかし、GPUで計算をさせたりすることはないため、電力(電気代)は最小限で済みます。
ウォレットの暗号化
まずはウォレットを暗号化しましょう。
設定メニューの「ウォレットの暗号化」を選択します。
パスフレーズを入力する必要がありますが、このパスフレーズは忘れてしまうとコインが無効になりますので絶対に忘れないようにする必要があります。
ウォレットのアンロック
次にウォレットをアンロックする必要があります。
設定メニューの「ウォレットのアンロック」を選択します。アンロックをしたらアプリを再起動をしましょう。
再起動後、ウォレット右下の鍵のアイコンのロックが外れていればアンロック状態です。
設定自体はこれだけです。
ステーキングの確認
ステーキングが実行されると、右下のつるはしのアイコンが赤くなります。
そこにマウスカーソルを合わせるとポップアップでメッセージが表示されます。
「賭けています」となればステーキング中ということになります。
なお、コインを受け取った直後にはステーキングは始まりません。TOKYOCOINの場合、8時間待つ必要がありました。8時間後にステーキングが開始されます。
上場を待つ!
さて、これで草コインを増やす環境が整いました。
しかし、草コインはいきなり決算手段としてつかわれることはないでしょうし、上場にも時間がかかると思いますので、しばらくはホールドする必要があります。
ただ、世界中のどこかの取引所で取り扱いが始まると(上場されると)流動性が一気に増して、価格が上下します。もちろん、ちゃんとしていて人気のあるコインならば上がります。
それまではステーキングでひたすらコインを増やしましょう。
もしTOKYOCOINが世界のどこかの取引所に上場されたら…?爆騰げで儲けられるかも?
(10/28追記)TOKYOCOINがYoBitとcoinsmarketに上場しています!
今はまだ1TOKCが0.2円程度の価値しかありませんが、5,000TOKCをもらっているので全部売れば1,000円程度にはなる計算ですね。
エアドロップに参加しただけで、1,000円程度得られると言うのはお得です。
https://yobit.net/en/trade/TOKC/BTC/
https://coinsmarkets.com/trade-BTC-TOKC.htm
上場しなかったらどうする?
どこの取引所でも扱いがされない場合は、最初にエアドロップで貰った人と開発者くらいしかそのコインを持ち合わせません。
そしてそのあとはTOKYOCOINのウォレットアドレスを持っている人の間でしか流通しません。ですから価格はほぼ上がらないんですね。
その為、そのコインが上場できるようにホルダーは応援しますし、SNSやこのようなブログでどんどんと露出させていかないといけません。
きっかけはYJSNPI…
いきなりですが、10月になんとあの!YJSNPIが仮想通貨になったのです!その名もYAJUCOIN(YAJU)。たまげたなあ。
最初冗談だろうと思いましたが、ホントでした。しかもアゼルバイジャン製とか。
で、私もYAJUCOINのエアッードロップに参加。1,000YAJUを貰いました。私の初エアドロップでした。
そのYAJUCOIN、早くも上場しておりネットの一部で話題に。そしてその話題性から徐々に値を上げています。
現時点では1YAJUがなんと0.00001BTCに!
https://coinsmarkets.com/trade-BTC-YAJU.htm
この時点で1BTCが63万円程度なので、1YAJUは6.3円。つまり最初にもらった1,000YAJUは今なら6,300円の価値がありますw
いやー、草コインなにが起こるかわかりません。→その後、YAJUは下落していますw
このようにエアドロップでただでもらった仮想通貨は化ける可能性を秘めているため、積極的にもらっていきましょう。
もちろん、上述したとおりそのコインの安全性などは事前に確認し、リスクを取らないように気をつけましょう。
なお、草コインの多くはビットコインと交換しないとなりませんし、ビットコインは円と交換できなければ儲けになりません。
ですので、国内の取引所と契約をしておきましょう。
私はビットフライヤーを使っています。
その他の取引所についてもこちらで説明していますのでご覧ください。