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ビットフライヤーでビットコインをお得に売買するには「販売所」ではなく「取引所」を使おう!2つの違いとは?

現在、日本の仮想通貨取引所の中で最大手なのがCMでもおなじみビットフライヤー(bitFlyer)です。

当然ビットフライヤーでも仮想通貨でもっとも有名な「ビットコイン」を売買できます。

しかし、売買方法にはいくつかパターンがあり、それによって損したり得したりということも…。

今回はビットフライヤーで損をしないビットコインの売買方法をまとめます!

ビットコインを売買できる「販売所」と「取引所」の違いとは?

ウェブでもアプリでも、ビットフライヤーにログインすると仮想通貨を売買する画面にアクセスできます。

口座開設がまだの方は以下のバナーから口座開設をお願いします。

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以下はアプリの画面ですが、仮想通貨の売買は「販売所」で行う方法と「取引所」で行う2つの方法があります。

販売所ではビットコイン以外にもアルトコインといわれるイーサリアムモナコインなどの売買も可能です。

一方、取引所ではビットコインのみ取引が可能です。

この販売所と取引所の違いはなんでしょうか?それは「だれと仮想通貨を売買するか」ということになります。

販売所とはなにか?

販売所とはユーザーであるあなたが直接ビットフライヤーと仮想通貨を売買するところになります。

ビットフライヤーからビットコインを買ったり、既に持っているビットコインをビットフライヤーに売ることが出来ます。

イメージ的には外国のお金への両替をする銀行などの両替窓口のイメージです。

ビットフライヤーの販売所では日本円と仮想通貨をやり取りします。

ビットコイン以外にもイーサリアム、ライトコイン、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュ、モナコインが売買可能です。

上に貼り付けたとおり、販売所の画面を見ると分かりやすいと思います。

コインの名前をタップすると取引画面になります。以下の画面はビットコインを売買する画面です。

左の購入価格でビットフライヤーからコインを買います。また右の売却価格でビットフライヤーにコインを売ります。

しかし問題はその価格差です。上の画面はビットコインが 857,015円の時の画面です。

買う時の値段、売る時の値段とはずいぶんと差額があります。この時点の差額は16,963円です。そしてその差額はビットフライヤーの儲けになります。

外国のお金と両替をする時にも仲値に対して差額が発生し、それが銀行の儲けになるとの同じです。

この差額をスプレッドといわれます。FXをやったことがある方は御存知ですよね。ネットでは「スプ」と呼ばれたりします。

FX業者は数多く存在しており業者間でしのぎを削っている状況ですので、スプが狭いこと、つまりユーザーが支払う手数料的なものが少なくすることをFX業者間で争っています。

一方、仮想通貨の取引所はまだ数が多くないため、比較的自由にそのスプを設定して会社の儲けとしています。

ビットフライヤーのスプは正直広いと思いますが、日本円で簡単にビットコインを買うためにユーザーは仕方なくこの値段を受け入れて売買しています。

しかし、現実にはビットコインを1BTCを買う場合に16,963円もの手数料をビットフライヤーに支払っていることになります。

ユーザーからしてみれば買った時点でいきなりマイナス16,963円!債務発生です。

値段が上がれば問題ないのですが、実際に購入時の表示価格に上がるまでは債務超過となります。

売る場合も同様です。実際の値段より16,963円も安く売ることになるので、表示価格よりも16,963円上回ったところで売らないと損をしてしまいます。

取引所とはなにか?

えー、なんだかいきなり損するのは嫌だなあ。と思われると思います。私もそうですし、みんなそう思うでしょう。そこで出てくるのが「取引所」です。

取引所はユーザーとビットフライヤーとの取引ではなく、ビットフライヤーに登録しているユーザー同士が直接売買を行うところです。

イメージ的には株の売買に近いです。取引所の画面の見た目も株式取引を行ったことがある人にはおなじみの「板」が表示されています。

ここでは、自分が欲しいと思う値段で売買が可能です。やはり手数料はとられますが、販売所のようにごっそりととられることはありません。

高くても取引額の0.15%でBTCでの支払いになります。

 

ビットフライヤーのユーザーは販売所・取引所、どちらを使うこともできますが、少しでも安く買いたい場合は取引所を通じて購入しましょう。

どちらを使ってビットコインを入手しても、ビットコインはビットコインです。1BTCを持っていることには変わりはありません。

それゆえ、安く買える方を選んだ方がお得です。

値段が違う理由

販売所と取引所ではビットコインの値段が異なりますが、これは販売所ではビットフライヤーが値付けをしているのに対し、取引所ではユーザー同士が値付けをしているからです。

ちなみに取引所はビットフライヤーだけではなく、国内にも複数あります。その複数の取引所では円建てのビットコインの価格は微妙に違います。これは参加者が異なるために起こる現象です。

参加者が違えば需要と供給のバランスも異なりますし、価格も異なってきます。

その取引所ごとの価格差を利用して売り買いを行う手法もありますが、取引所から取引所に送金する間に価格差が縮まったり逆転することもありますのでうまくいくかどうかはわかりません。

 

尚、現在ビットフライヤーで取引所が開設されているのはビットコインと日本円のペアだけです。

ビットフライヤーは日本では最大手で安心できる取引所である点がメリットですが、販売所では6つの通貨の取り扱いがあるものの、取引所はBTC/JPYの1種類しかペアがないことは残念なところです。

海外の取引所はユーザー間で取引が出来る通貨のペアが100とか200とかあるところもありますので、今後はもっと多くの取引ペアが追加されると思いますし、早くそうなることを期待します。

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