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スマホの充電がおっそ!と思うときに見直したいところ

みなさん、スマホ充電してますか?

しかしスマホの充電、急いでいるのに「おっそ!」と思うことはありませんか?そんな充電が遅くてイライラしているあなたに見直してもらいたいところをまとめてみます。

充電の基本知識

スマホの充電器やケーブルはいろいろとありますが、充電を早くしたい場合に一番重要になってくるのは充電器のアンペア(A)数です。

アンペアは電流の単位です。アンペアが高いほど一度に多くの電流が流れます。よって、充電器からスマホに流れる電気の量も多くなります。

昔の携帯の充電器を見ると、500mA(0.5A)などとなっています。ガラケーの時は電池もさほど大きくなく、アンペア数が低い充電器でも短い時間で100%充電が出来ました。

しかし、スマホになるとスマホ側の電池の容量が大きくなり、昔のように500mA程度の電流しか流れない充電器では充電に時間がかかるようになりました。

スマホの電池容量がガラケーの電池容量よりも2倍になった場合、同じ500mAの充電器を使ったと仮定すると、100%充電にかかる時間も理論上は2倍になるのです。(理科で習いましたっけ?)

ここまで言えばお分かりかと思いますが、もし電池充電の速度を上げたいのであれば充電器のアンペア数を高くすればよいということになります。スマホの電池容量がガラケーの電池容量よりも2倍になった場合、1Aの充電器を使えばガラケー時代と同じ時間で100%充電ができることになります。

出力アンペアが高い充電器&充電池を選ぶ

ということで、充電器を買うときには出力アンペアの高い充電器を選びましょう。いままでなにげに値段やデザインで充電器を買っていた方もこれからはまず出力アンペアを確認しましょう。

みなさんも手元の充電器を見てください。必ずOUTPUT xxAと書かれています。OUTPUTは出力=電流を外に流す力のことです。ここは最低でも2Aのものを使いたいところです。最近では3Aという商品も出ている模様ですが、まだ値段が高いみたいですね。

ちなみにiPhoneに付属しているおなじみの充電器は1Aとなっています。

iphone

バッファローの以下の製品は最大2.4A。最近は出力ポートが複数ある充電器も発売されていますが、すべての出力ポートを使った場合は全て合わせて最大2.4Aになります。

 

充電器だけではなく、充電池(モバイルバッテリー)も同様に出力アンペアに注目します。

人気のあるダンボーのモバイルバッテリーは2.1A1A出力のUSB出力端子が付いているので、早く充電をしたい場合は2.1A側を使うとよいです。

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私がいまメインで使っているチーロのモバイルバッテリーは2.4A1Aの出力です。バッテリー容量も大きく人気の商品でおすすめです。

ケーブルも高アンペア対応のものを準備しよう

充電器・充電池だけではなく、実はケーブルも重要です。

ケーブルを道路と考えてみます。道路には舗装した立派な道路がある一方、田んぼのあぜ道のような道路もあります。

同様にケーブルもピンからキリまであります。ケーブルにも対応アンペアがあり、パッケージに2A対応とか、急速充電対応とか、書かれている製品がありますのでチェックしましょう。

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出力が2Aの充電器を買った場合、それを活かすには2A対応のケーブルを使いたいものです。充電器が立派でも、ケーブルがおまけのようなケーブルでは意味がありません。

PCのUSBにも充電が早いもの・遅いものがある

充電をする時に給電口側をPCなどに付いているUSBの端子にしている方もいると思いますが、この時も注意が必要です。USBの端子はみんな同じに見えて、実はバージョンがあります。

現在主流なのはUSB2.03.0ですが、USB2.0の出力が500mAであるのに対し、USB3.0の出力は900mAです。USB3.0の方が充電は早いと言えます。また、データの転送も3.0の方が断然早いです。

では、2.0と3.0の見分け方ですが、一般的にUSB3.0の端子は青(水色)になっています。もし、ケーブルを指しているUSBが青なら3.0だと思います。黒や白であれば2.0の可能性が高いので、青い方に挿しなおしましょう。usb

ただ、早いといってもUSB3.0は900mAです。できれば上述の通り出力2Aくらいの充電器+ケーブルを用意して、直接コンセントから充電したほうがいいですね。

以上、参考にしてください。「充電はっや!」となることを期待したいと思います。

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