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素人マカーがMac miniのHDDをSSDに置換してみた時のメモ 前編

私はMacについてはズブの素人です。Windowsは20年くらい触っていますが、Macは時々必要に応じて触るだけでまったくわかっていません。

今回、そんな私がMac mini 2014 Late(竹)の内臓HDDをSSDに交換することにしました。

しかし、Macのハードいじりは初めてのことでわからないことだらけで…。

なお、この記事は2017年に作成しました。その当時の情報に基づき記載しています。OS等の情報も当時のものです。

2019年5月に補足しています。

なんでHDDを交換することにしたのか?

そもそも、なんで交換をすることにしたのかというと、ズバリ「おっそい」からです。何から何まで遅い。起動も、アプリを開くのも、すべてが遅いのです。

2015年にMac miniを購入して2年たちますが、そんな理由もあってここまでほとんど使っていませんでした。

しかし、それではもったいないなと思い、投資をして使いやすいマシンに改造しようと思ったわけです。

購入したもの

今回購入したのはSSDと外付けのSSDケースです。

SSDはCrucial CT275MX300SSD1を購入。アキバに出かけてドスパラで9280円税込。

容量は275GBとHDDに比べれば4分の1程度ですが、データなどは別のところ(クラウドとかNASとか)に置けばいいので、まあこれくらいで十分かと。

SSDはなにを選べばいいのか迷いましたが、2.5インチでしたらなんでもいいのかな?一応SATA 6Gb/sというところは前提に探しました。

【補足】最近はSSDも安くなってきており、500GBでも余裕で1万円を割っていますので、交換&容量アップのチャンスかも?

それと外付けのSSDケース。現在のMacのクローン(複製)を作るのに必要とのことです。

こちらは玄人志向の一番安かった外付けSSDケースにしました。接続はUSB3.0です。

フォーマットをする

まずはSSDのフォーマットです。Mac素人なもので、Macでフォーマットってどうやってするの?と、もうここからわからないんですよ。

準備としてはSSDをケースにパカッとはめてフタをして、起動しているMacにUSBケーブルでつなげばOK。

そのあと、ランチャーからディスクユーティリティを選択。

認識している外付けSSDを右クリックして「消去」を選びます。この消去がフォーマットの事です。フォーマットって書けばいいのに…。

で、フォーマットの形式は以下の通り。これでMacで使えるSSDになります。

フォーマットが終わるとデスクトップに外付けSSDのアイコンが表示されました。

SSDにMacのクローンを作る

Carbone Copy Cloner(CCC)を使う

さて、早速クローンの作成です。クローン、つまり複製を作ります。クローンのディスクを作ると、そのディスクからも起動が出来るということ。

しかし、Macのクローンってどうやって作るのでしょうか?

OSは最新のMacOS Sierraです。何やら以前のOSならば、OSに標準でついているディスクユーティリティでクローンが作れたらしいのですが、Sierraでは見つかりません。自分の見つけ方が悪いの?

ということで内部のユーティリティは諦め、アプリを用意することにしました。Carbone Copy Cloner(CCC)というアプリです。現時点ではバージョン4の模様。

 

 

有償ソフトですが、30日間は無料で使えます。

アプリをダウンロードして、展開してCCCを起動します。

操作は直感的です。左カラムから「ソース」にHDDのアイコンをドラッグ、「コピー先」にSSDのアイコンをドラッグして「クローン」ボタンを押すだけです。

すると、ソースからコピー先にデータのコピーが開始されます。

終わるまでには相当かかりそう。じゃあ、その間にミルクティーでも飲んで優雅に待とうか…なんて思っていた矢先にエラーが発生しました。なんで?

クローン作成でエラー発生

Macを再起動して、改めてCCCを起動し、クローンの設定を行い、実行。…しかししばらくするとまたエラー。やばい!?

あんまりこれを続けてSSD壊したら目も当てられないので、作業を中断ししばし原因を考えることに。一応こんな感じのヒントが出ました。

ケースかなあ?安いしなあ。ケース内の基板がしょぼいのか、SSDに電力がうまく供給されていないのか?

そこでケースを変えてみることに。なぜか家にあったこれまた玄人志向のKURO-DACHIを取りだして使うことにしました。

2.5インチと3.5インチ両方を使うことが出来るKURO-DACHI。バスパワーではなくACアダプターがついているセルフパワー式の外付けSSD・HDDケース…というかスロットです。

こいつにSSDを差し込んで電源スイッチON。Macで認識をしたので、改めてCCCでクローン作業を始めると…こ、こいつ動くぞ!(そりゃそうだ)

エラーも出ずに、コピーが進みます。さっきは超えられなかった10分の壁を越え、どんどん進み、45分程度で完了しました!

うーんやっぱり書き込みするならバスパワーよりセルフパワーのケースの方が良いのかも?なんて思いました。

今回買った安いケースは結局今回の用途では使えませんでしたが、どこか別の用途で使おうと思います。

そういえば、クローン完成したと思ったらCCCからセキュリティがなんとかって警告が出ましたが、よくわからなかったので取り敢えずデフォルトのまま設定を進めました。

で、無事クローン作製完了!

【補足】KURO-DACHI高いよ!という方は、KURO-DACHI/ONEというクローン機能なしの1台用のものもあります。

または、SSDをUSBケーブルで接続し、SSDに電源も供給できるこのような製品でもうまくいくと思います。

SSDから起動してみる

ということで、この作業でMacを起動できるディスクが2種類出来ました。元々あった内蔵HDDと今回作成したUSB外付けのSSDです。

このうちSSDから起動します。

その方法は起動ディスクユーティリティを使うだけです。SSDの方に変更して実行ボタンを押します。そして最後に再起動です。

「びよーん」

起動音とともにOSが立ち上がります。ん?これは気持ち早い?Windowsでもやったことがない「USB外付けSSDから起動する」という珍しい光景を見ならが起動をチェックしました。

起動早い!ブラウザ開くの早い!インターネットも早く感じます。モッサリだったMacがかなりキビキビした動きに。これはいい!

ということで、SSDにクローンを作るところまでは成功です。

この先はいよいよ禁断の分解&HDD交換です。

後半はこちら。

素人マカーがMac miniのHDDをSSDに置換してみた時のメモ 後編

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