日常のこと

いますぐ始めるごみ屋敷からの脱却?!最終手段はごみ処理業者に頼むしかない!

みなさん、テレビのニュースなどで「ゴミ屋敷」のニュース見たことありませんか?

家の中で足の踏み場がなく、モノがそこらじゅうに散乱し蓄積されているアレです。

意図的にモノを貯めている人もいるみたいですが、ほとんどの人は「いつか片付けよう」「いつか片付けるから」と思っているうちに時間が過ぎゴミ屋敷化していると思います。

今回はそのゴミ屋敷に悩むあなたに送る最後の、そして唯一の手段についてまとめてみます。

私の部屋もゴミ屋敷だった…10年以上のモノの蓄積はすごい

数年前の話ですが、恥ずかしながら私も過去にアレに近い状況になっておりまして…今の部屋はそうでもないと思っているのですが…。

私が前に住んでいたところは10年以上も同じところでほぼ定住状態でした。別にこのままでもいいかあ、という感じで。いろいろと便利な土地でしたし。

ワンルームの1室で、押し入れも少なく、ずっと住んでいるものですからモノもたまる一方で。

モノばかりで人も呼べず、そんな環境が当たり前になっていました。引越しも面倒になり、いつか片付ける…と思っていましたが、やらないよね~。

元々、あまりモノを思い切り捨てるのが得意ではなくて。「これは取っておけばいつか使うかも」とか「これは今に値打ちが出るかも」みたいな感じで。

こういうところにもケチな性格が表れています。反面、モノを大事にするとも言えるかもしれませんが。

さらに一人暮らしだったので、粗大ゴミのゴミ捨てもなかなか進まずに。

しかし、いろいろありまして引越しすることが決まってからさあ大変。引越し日まで1ヶ月くらいは余裕あったはずなのに、捨てても捨ててもモノが減らないのです。

引越し先に持っていくものと持っていかないもの(捨てるもの)を仕分けしますが、それもなかなか進まず。日中は仕事をして夜や土日しか仕分けができませんので全然進まないんですよね。

引越し業者さんには見積もりに来てもらいましたが、全然箱詰めが終わる気配もなく、汚い部屋にきっと見積もりの営業さんも呆れたでしょう。

そして引越し当日になっても、3分の1くらいの荷物が残っている状態!そこで初めて悟ったのです。「この部屋はゴミ屋敷だったんだ」と…。

引越し業者さんは箱詰めしたものは持って行ってくれますが、されていないものは箱詰めしてくれません。

箱詰めしてもらう契約にすれば別ですが、高くなるのでしていませんでした。ひとり暮らしの引越しも荷物があると家族の引越しくらい高くなっちゃうんです!

ということで、箱詰めした荷物だけはブロロ~と大きなトラックで新居に移動しました。

ここからが本当の地獄!仕分けが終わらない

さて、実はこんなこともあろうかと、大家さんに鍵を渡す日より1週間前に引っ越し業者を呼んでいました。

自分で「ヤバイかも」ということは悟っていたので、時間に保険をかけていたのです!

幸い、当時の部屋と新居は距離も近く、どちらも仕事場に行きやすかったので、引越し後も新居があるにもかかわらず元の部屋に帰ってゴミ処理です。

まさにここからが本当の地獄。基本的には要らないものばかりなのですが、どうやって捨てていいかわからないもの、捨てるのにお金がかかるもの、そんなものばっかりが残っています。

ベッドフレーム、ベッドのマット、金属フレームの棚をはじめ、ほんとどないすんの?というものばかり。

「やはり持っていこう」というものは箱に詰めて、大家さんに鍵を渡す時に親戚の車を借りて運べばいいということになったんですが、どうやって捨てていいかわからないものが残されました。

最後の手段はゴミ処理業者 これしかない!

その状況から脱するために私が最後に頼んだのがいわゆる「ゴミ処理業者」さんです。これはもうチート技ですが、効果は確実です。

テレビのゴミ屋敷特集でも人がワーッとやってきて効率よくものを運び出してくれるあのなんでも屋さんのような業者さんです。

ネットで業者さんを調べて、大家さんに鍵を渡す前日に来てもらうことになりました。

値段は正直安くありません。でも、もうお金のことは構っていられません。約束した日に部屋を明け渡さないといけないのですから。

高い勉強代だと思ってきてもらうしかありませんでした。それでもおそらく引越し業者に頼むよりは安かったかも?これは良いお金の使い方だろ思います。

 

来てもらった当日はあいにく雨でしたが、2トントラック1台で来てくれたのは、ガタイのいいスポーツでもやってそうなマッチョなお兄さん。

まあ、さすがに散らかり具合を見てなんかボー然としているようでしたが、さっそく荷物を外に運び出してくれます。

ひとりでやってきてくれたのですが、早い早い。あっという間にまとめておいた箱やゴミ袋をトラックの荷台に運んで行ってくれます。

しかし!なんとそれでもゴミが2トントラックに乗り切れないのです。ここまでか…と思いましたが、私にとってはこのマッチョマンが最後の砦!

「お金もう少し出しますから、これも持って行ってくれませんか~!」お金で釣るという最悪の方法でお願いをしてしまいましたが、お兄さんは受け付けてくれました。

そしてなんとか、処分したかったものはすべて持ち出すことが出来ました。ありがとうマッチョマーン!(T_T)

お金はお兄さんのポケットに入ったかもしれないので業者名は伏せますが(笑)、まあ、チップですよ、チップ!

結果、その翌日持ち出すべき荷物は親戚と運んで、部屋の片付けも終わり、無事に大家さんに鍵を引き渡すことが出来ました。

ほんとに今でもあのゴミ処理業者さんには感謝です。

 

とにかく、ゴミ屋敷の片付けを自分でしようとしている人は諦めたほうがいいです。それは経験者である私が断言します。

誰かに頼むしかありませんが、おそらく友人・家族には見せたくないでしょう。ならばお金だけの割り切った関係である業者さんにお任せするしかありません。

業者さんは仕事ですから。引越し業者さんにしろ、ゴミ処理業者さんにしろ、心の中では「なにこの部屋汚ねー!」と思っているかもしれませんが、絶対に口には出しません。文句も言わずにテキパキと仕事をしてくれます。

他人であっても確かに汚れた部屋を見せるのは恥ずかしいし、情けないですが、賃貸である以上はいつかは返さなければいけませんし、いつかは処理しなければいけないのですから、やるのであればすぐやりましょう。

そして、ゴミ処理業者さんを頼むきっかけは引っ越ししかありません!ゴミ屋敷からは引っ越ししましょう!

ゴミ屋敷からの脱却は心理的プレッシャーからの開放になる

ひとつ気づいたのはゴミ屋敷やそれに近い状態の部屋に住んでいる人は、心理的プレッシャーを少なからず受けているということです。

「いつかやらなきゃ」「いつかやる」と思いながらもそれがなかなか進まない、進められないことに、実は自分で自分にプレッシャーを掛けていたんだとあとになって気づきました。

その積年の課題・タスクを達成したことで私もかなり気持ち的に楽になりました。

いま、ゴミ屋敷で悩んでいるあなたはすぐにでも引っ越しを検討しましょう。または引っ越しを前提にお金をためましょう。

引っ越しは嫌だと思っている場合でも、すぐにゴミ処理業者さんに頼んで部屋の整理をしましょう。

部屋の整理をすることで環境も気持ちもリフレッシュされますよ!

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