昨日から話題になっている雑誌デジモノステーション2016年2月号の付録、「0SIM by So-net」(ゼロシム・バイ・ソネット)。祭りに乗っかれ~とばかりに私も手に入れてきましたので、レポートです。
0SIM by So-netってなに?
雑誌デジモノステーションはデジタルガジェット系の話題を特集している雑誌。12/25発売の最新2月号の付録として、毎月500GBまでの利用ならば料金がかからないという「0SIM by So-net」がついています。
無料ですよ、無料!これはなかなかすごいのではないでしょうか?メインで使うには足りないでしょうが、サブ機に使ったり、あまりデータ通信を使わない方(例えば年配の方)には十分な容量です。
しかも、速度制限もなし。それが毎月0円なんですから、ガジェットや格安SIMに興味がある人が騒然とするのはわかります。さらに初期費用も0円。最低使用期間もなしです。
デジモノステーション争奪戦が起こっていた!
私がこの情報に気づいたのは12/25の発売日。最初は「500MB超えたらお金かかるし…」と思いそれほど興味はなかったのですが、ネットが騒然としていることや、上述の通りサブ機や私の親用のタブレットには十分な容量であることに気づき、とりあえずゲットしておこうと思ったのでした。
しかし、ネット本屋など、デジモノステーションを扱っているサイトでは軒並み売り切れ。「そんなに盛り上がっているのか!」と驚きつつ翌26日にリアル店舗巡りです。
コンビニ2,3件回ればすぐに見つかるだろうと思いましたが…結果として30件くらいは見て回りました!途中、もしかしたら見落としがあったかもしれませんが、ようやく見つけたのは家から5キロ近く離れたコンビニ…。見つかるときはあっさりですけれどね。ここまで苦労するとは。久しぶりに自転車漕ぎまくりました。
しかし、よくよく考えて見れば雑誌を買うことなんて久しぶりですね。
0SIMの設定を行う
早速、SIMを設定してみます。
SIMはNTTドコモの4G LTE回線で利用できるSo-netのMVNOです。サイズはNano SIMなので、最近のiPhoneやiPad、androidでも使えますね。私は手元でSIM無しで残っていたiPhone5sにとりあえず装着してみます。なお、データ専用SIMなので、通話はできません。
まあ、やることは変わりません。いつもどおりSIMをトレーに乗せて本体に挿します。
続いてAPNの設定です。これをやらないと通信はできません。親切に動画で解説されていますので迷いません。あれ?iPhoneのAPNってどうやって設定したっけ?と思いましたが、設定プロファイルもSo-netがちゃんと準備していました。えらい!
で、最後にSo-netへの登録を行って完了です。その際に住所・氏名・クレジットカード番号などの入力を求められます。最初は0円といっても500MBを越したら支払いは必要ですし、契約は発生します。また、雑誌によると使用できるのは一人1枚ということになっていますので、個人識別にも使われているのだと思います。
SIMの使い心地は?
早速速度を図ってみたところ、ダウンロードで40Mbpsが出ました。まあまあ...というより十分ではないでしょうか。ちなみに、あまり何度もテストをし過ぎると、容量があっという間に食いつぶされるので注意が必要です。基本家ではWi-Fiを優先的に使うことになります。
ひとつ気になるのは、アンテナピクトが○のままであるということ。そしてバッテリーの消費が若干早いんじゃないかということ。これはいわゆるセルスタンバイ問題ですね。んー、まあしょうがないかな。0円だし。SMSつけたら0円じゃなくなってしまいますからね。
とりあえずデータの浪費とバッテリー消費に気をつけながら運用を検討したいと思います。繰り返しになりますが0円ですから、コスパは十分。4G LTEがある限りは使い続けることが可能なので、ぜひ1つは持っておきたいSIMです。