こんにちは。プラッツ(@platzblog)です。
この記事は2017年10月に最初に記事にしましたが、仮想通貨やモナコインの状況は刻々と変わりますので、実情に合わせてアップデートしたいと思います。
この1週間程度、モナコインの上昇から目が離せません。10月初旬まで50円程度だったものが、現在およそ500円程度まで上昇中。
このモナコインの突然の上昇、そして今後についてまとめたいと思います。
モナコインとは?
モナコインは日本で開発された仮想通貨です。
仮想通貨と言えばビットコインが有名ですが、そのビットコインを元に設計されたライトコイン、そのライトコインを元に設計されたのがモナコインになります。
簡単に言ってしまうと「ビットコインの孫」のような系譜に当たりますが、その為、ビットコインが抱える課題などをクリアして設計され、性能は本家よりも上と見られています。
詳しくはWikipediaでご確認ください。https://ja.wikipedia.org/wiki/Monacoin
モナコインの価格の急上昇とその背景
モナコインは2017年9月の間、ほぼ50円前後を安定して推移していました。
それが、10月に入り急騰した背景には国内最大級の仮想通貨交換業者であるビットフライヤーによる取り扱い開始(上場)が影響しているというのがもっぱらの見方です。
9月末に金融庁が仮想通貨交換登録業者を発表した中にも含まれているビットフライヤー。そのビットフライヤーが登録発表直後にモナコインの取扱いを発表しました。
いままで「ネタコイン」程度にしか思われていなかったモナコインが突如、国内最大級の業者で取り扱われたことで仮想通貨ユーザーの中で大きな反響を呼びました。
取扱直後に数時間で50円から70円へ。その後一旦落ち着きましたが、そこからじわじわと値を上げ、徐々に注目を集めます。
1週間後の10/8には倍の100円へ高騰。高騰する→注目される→高騰する→注目される…のループが起き始めます。
もちろんその波は海外でモナコインを扱う取引所にも波及し、10/14の未明には海外の取引所が引っ張る形で800円を突破。
その後は落ちつきを取り戻し、この週末の現時点では500円を少し切る辺りまで下落していますが、ほぼ一日の間安定した値段で推移しています。
(追記)10月はその後、ビットコインの上昇に合わせて資金が流れると同時に値を下げましたが、300円台をほぼキープ。
そして11月中旬にはITmediaの記事がYahoo!ニュースのIT部門トップに表示されたこともあり、その後下値を固めながら11月下旬にかけてじわじわと上昇しています。
自腹切っても「楽しいから」……アキバで“流通”する仮想通貨「モナコイン」の謎 (1/4)
12月上旬になっても上昇傾向は継続中。短期的な目標である1,000円の大台も目の前です。
しかし、この上昇はまだ今後も続きそうなのです。
今後もモナコインが上昇しそうな理由
上昇しそうな理由はいくつかあります。
日本発の仮想通貨であること
今までのビットコインなどの上昇は日本はもちろんですが、主には中国が引っ張ってきたと言われています。
しかし、中国では仮想通貨の交換業者が9月で交換業を停止または休止される事態に陥りました。その際に多くの仮想通貨が値を下げましたが、その時にもモナコインは値崩れを起こしませんでした。
これはモナコインが日本発の仮想通貨であり、多くが日本人により買われていた仮想通貨であることにより海外での事態に影響をされにくかったためです。
今後同じように海外で仮想通貨の値が下がるような事態が発生しても、今までの法則のとおりであればモナコインは値崩れを起こさず、逆に退避先として注目される可能性もあります。
ビットフライヤーでのユーザー間取引が始まるかも?
ビットフライヤーで上場されたモナコインですが、現在は販売所でのみ取引されています。
販売所はビットフライヤーとビットフライヤーのユーザー間での売買に限られています。
しかし、今後それが「ビットフライヤー・ライトニング」という取引所でも扱われる可能性があります。
ライトニングはビットフライヤーユーザーの間で仮想通貨を取引する取引所です。取引の相手はユーザー同士になります。
現在の販売所での取引はビットフライヤーが設定する値段での取引となり、非常に大きなスプレッド(実質的な手数料)が発生しています。
しかし、取引所での取引はユーザー間で合意した価格での取引となり、手数料も少額で済むことから活発な取引が見込まれます。
もちろん、取引が活性化することで大きく下がるリスクもありますが、現在は買いが旺盛な状況ですので適正価格に収束していくことを考えれば現在の水準からは更に上ることが見込まれます。
他の取引所が追随する可能性
現在、国内でモナコインを取り扱っている業者は金融庁登録の11業者中5つです。今後まだ取り扱いが増える可能性があります。
また、まだ登録が終わっておらず継続審議中のコインチェックがモナコインの取扱を開始した場合、さらに価格が上昇するとも予想されています。
現時点で3大取引所と言われているビットフライヤー、コインチェック、ザイフのうち、モナコインを取り扱っていないのがコインチェックだけとなりましたので取り扱いを行う可能性は十分にありますし、3大取引所がすべて取り扱うことになればそれはかなりのインパクトです。
また海外の取引所にしても、世界最大級と言われるBittrexでは取り扱っていますが、poloniexではまだ取扱がありません。poloniexでも取り扱いが始まれば、かなり活発な取引が起こる可能性が高まります。
(10/28追記)11月に開設される韓国最大級の仮想通貨取引所UPbitでの取り扱いも決まりました。UPbitは上述のBittrexと提携していること、また母体が韓国ではメッセージアプリのカカオトーク(日本で言うLINEに相当)を運営するダウムの関連会社が運営する点も注目されています。
実際に使える通貨であること コミュニティが発展していること
Wikiのページにも書かれているとおり、仮想通貨はまだ実際の店舗で使えるものは少ない状況です。
有名なところですとビットコインがビックカメラや丸井、H.I.S.で使える、といった程度かと。
しかし、モナコインは秋葉原のパソコンショップ「アーク」で使えたり、ネットユーザー間での送金用・投げ銭(チップ)用としてコミュニティが発展しているという背景があります。
ビットコインの規模であってもまだ使える場所が限られているのに、モナコインのように規模がさらに小さい仮想通貨であっても、決済手段として既に流通し始めていることを考えると、今後もさらに通貨としての実用性が高くなってくる可能性は十分にあります。
コミュニティやどのような使いみちがあるかは、その手のメインサイトとなっている以下のページを御覧ください。
Ask Mona http://askmona.org/ モナコインや仮想通貨に関する話題を扱う掲示板
Monappy https://monappy.jp/ 遊んだりモノを売買したりしてモナコインを使えるサイト
以上のような予測から、まだまだモナコインの価値・価格は上昇すると考えています。
どこまで上がる?まだ遅くないモナコイン投資への参戦
10月の前半1~2週間で大きく動いたモナコイン。出遅れた!と思う方もいると思いますが、正直まだまだこれからではないでしょうか。
現在の価格で言えばビットコインの100分の1以下、ライトコインの10分の1以下。
私自身はライトコイン並には成長すると考えています。ライトコインは現在7,000円程度11月末現在10,000円を超えました。それを考えれば少し時間は掛かると思いますが5,000円は行くのではないかと予想しています。
現状だと笑われそうですけれどね。でもなにが起こるかわからないのが仮想通貨の世界です。
ということで、しばらくはガチホしたいと思います。短期で回転させて儲けを得るのは大変ですが、しっかり持ち続けていれば1年後くらいには・・・。
モナコインに限らず、仮想通貨には今後化けるコインがまだまだ眠っています。私もモナコインをホールドしながら第二のモナコインを探していきたいと思います。
まだ、仮想通貨の交換所の口座をもっていないという方は、まず登録してみてはいかがでしょう。
個人的にはメインで使っているビットフライヤーをおすすめしますよ。
ネタコインであったモナコイン高騰のきっかけにもなるほど、信頼されている交換所なんだなあというのが今回のことではっきりわかった気がします。
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Zaif(ザイフ)でもモナコインを取り扱っています。
両者の違いをあげるとするならば、2017年11月時点でビットフライヤーは販売所として、ザイフは取引所としてモナコインを扱っています。
販売所はスプレッドの分コストが高く付きますので、できるだけお得に買いたい場合はザイフが良いでしょう。
ただし、サーバの強さなどシステムの安定性ではビットフライヤーのほうが信頼できますので、値上がりを期待して長期ホールドするのであればスプレッドには目を潰れますのでビットフライヤーで買うほうが安心です。
両者を組み合わせて「ザイフで買って、ビットフライヤーに送って保管する」のがよいかなとも思います。
取引所についてはこちらの記事でも紹介しています。