住信SBIネット銀行では2016年2月から「スマートプログラム」という制度を導入しました。これは顧客の利用状況に応じてサービスに差をつけるというもの。まあ、何がスマートなんだかよくわかりませんが…。
そしてこの制度が導入されることで、顧客にとって一番影響があるのはATM手数料や他行振込手数料の無料回数が差別化されることだと思います。今回は比較的カンタンで手っ取り早く、スマートプログラムのランクをランク3にする方法を紹介します。
スマートプログラムの概要
まず、スマートプログラムの概要については住信SBIネット銀行の公式サイトをご覧ください。 → 住信SBIネット銀行「スマートプログラム」
この内の「ランク」が最も気になるところですが、制度導入前はランク2相当のサービスが一律与えられていました。しかし、制度導入後、私に与えられたランクは１。生活費以外のお金はここに集めていてそれなりにためていると思いましたが、それにもかかわらずランク1とは酷いじゃないですか...。
そこで改めて、ランクの条件を見てみます。
なんかわかりやすいようなにくいような…。まあ、私はお金は預けていましたが、それ以外の金融商品などには手を付けていなかったことがランク１だった原因のようです。
ランク4は住宅ローン契約やら月末残高合計が500万とかブルジョア向けのランクなので、庶民の最高ランクであるランク３を目指してみます。具体的にはランク3の項目にある「E.いずれか3つ以上利用」をすればよいのです。
外貨預金をしてみる 難易度★
外貨預金をするとランクアップの条件になるとのこと。ということで私も外貨預金をしてみました。
外貨預金には普通と定期とありますが、普通で十分です。月末残高があれば良いみたいなので、1ドル分だけ預けています。117円の時に預けましたが、ここのところの急激な円高で現在113円まで目減り...まあ、とは言っても4円の目減りですから。手数料で100円、200円とられるよりはマシです。
外貨預金は「外貨・FX・純金積立」のメニューから「外貨普通預金」を選択し、「取引・為替レート」のタブをクリックして取引します。取引自体は特に難しくないので難易度★としました。
VISAデビットを申し込んで、月1万円以上使う 難易度★★
最近、日本でも金融機関やカード会社を中心に浸透させようとしているデビットカード。これは口座からお金をおろして使うのではなく、お店のレジでデビットカードを使って支払うことで、使った金額を口座からリアルタイムで引き落としを行おうというものです。また、インターネットショッピングなどでクレジットカードの代わりに使うこともあります。口座に貯めてある金額以上の買い物はできないので、無駄遣いを防げますね。また、わけあってクレジットカードを持てない方、持ちたくない方にも便利なカードです。
住信SBIネット銀行はVISAデビットを導入しており、VISAカードで支払いができるVISA加盟店(ネットショップ含む)なら、デビットカードを使って支払うことが可能です。そして、VISAデビットを月に1万円以上使ってもランクアップの対象になります。
私も早速VISAデビットを申し込んでみました。1週間程度でカードが届きましたよ。このカードはキャッシュカードとしても利用できますので、今までのキャッシュカードは持ち歩く必要はありません。デビットカードひとつでATMから現金を引き落とすことも、お店でデビットで支払いをすることも可能です。
月1万円という条件は人によっては大変かもしれませんので難易度★★としましたが、上述の通りVISA加盟店ならどこでも使えますので細々した支払いもVISAデビットで行えば達成できそうですね。
SBIハイブリッド預金に預ける 難易度★★★
あれ？これはちょっとハードルが高いのかも？
ハイブリッド預金とはSBI証券の口座と連結している預金口座のことです。住信SBIネット銀行の普通預金口座からハイブリッド預金の口座に振替をすると、その振替えたお金がSBI証券の口座に反映されて、それで株の取引をすることができます。私は現在株式投資はしていませんが、SBI証券の口座を持っていますので、こちらも1円だけ入金しておきました。
ハイブリット預金にお金を預けること自体は簡単なのですが、SBI証券の口座を持つというところが面倒かもしれません。実際には証券口座も簡単に開けるのですが、今まで株式などに縁がなかった方はちょっと敷居が高いと思われるかもしれませんので、難易度★★★にしました。
その他の条件は？
仕組預金は満期まで解約ができないことからちょっとなしかな？カードローンは...そこまでは困っていませんからねえ。給与振込口座にする...これは人によってはいいかもしれません。
個人的には純金積立が少し気になっていますのでチャレンジして見るかもしれません。(やっぱりいちばんの安全資産は金かな～とか思う今日このごろ)
以上、是非参考にしてみてください。