Androidのセキュリティ関係の常駐アプリを設定する際に「ダウンロード済みサービス」の設定をONにするように求められます。
ということでONにしているのですがしばらく使っているとOFFになっている…何故なんだぜ?と思い、いろいろ調べた結果、解決策がわかったのでメモしておきます。
環境について
私が調べた端末の環境はUMIDIGI One ProでOSはAndroid8.1です。
「ダウンロード済みサービス」をONにするように求められていたのは以下のアプリ。
- Dr.Web Security Space
- Y!スマホ最適化ツール
- Yahoo!スマホセキュリティ
- ノートンセキュリティサービス
セキュリティ系のアプリ入れすぎだろ…というところは置いといて…。
なお、「ダウンロード済みサービス」は設定アプリの「ユーザー補助」メニュー内にあります。
バックグラウンドインテリジェントパワーセーブが原因
で、原因をいろいろ調べましたが、どうやら「バックグラウンドインテリジェントパワーセーブ」設定がONになっていることが原因だった模様。
「バックグラウンドインテリジェントパワーセーブ」は設定アプリの「電池」メニュー内にあります。
この設定がONになっていたらOFFにします。
その後改めて「ダウンロード済みサービス」の設定をすべてONにします。
私の環境ではこの設定を行ったあとは「ダウンロード済みサービス」がOFFになる事象は発生していません。
バックグラウンドインテリジェントパワーセーブとは?
では、そもそも「バックグラウンドインテリジェントパワーセーブ」とはなんなのでしょうか?
これはAndroidがスリープなどで使われていない時にバッテリー消費を自動的に抑えるようにプログラムされている機能のようです。
その影響で常駐アプリで求められている「ダウンロード済みサービス」の設定ONも無効化されている模様です。また通知が来なくなるなどの影響もあるようです。
となると、「バックグラウンドインテリジェントパワーセーブ」をOFFにしてしまうとバッテリーの消費が進んでしまう可能性もあります。
このあたりは実際の消費がどれだけ激しくなるかを確認して、許容できる範囲を超えていればONに戻すなどの判断が必要になりそうです。
ただそうすると「ダウンロード済みサービス」が再びOFFになる現象が起こると思いますけれども。
私は、常駐アプリを使用するのであれば、バッテリー消費が多少進むのは仕方ないという判断の元、「バックグラウンドインテリジェントパワーセーブ」はOFFにしようと思います。