UQモバイルの「データ高速プラン」とは?
データ高速プランは通話が出来ない、データ通信のみの利用に特化したプランです。
スマホを2台持ちしてサブ回線として使ったり、通話機能が無いタブレットに使ったり、ルータに挿してつかったり、通話を必要としないシーンで使えます。
料金は毎月3GBで980円。他の格安SIM業者と金額的にはそう変わりません。
しかし、au(KDDI)のサブブランドといわれるだけあって、他のau系格安SIMよりつながりやすさは確実に上ですねえ。
他の格安SIMでつながらない、遅い、という経験をしている方はUQモバイルお勧めしますよ。
そのデータ高速プランを安く契約する方法をまとめます。
エントリーコードをゲットしてデータ高速プランをお安く契約する
UQモバイルを申し込む場合、ネットから申し込むことが出来ます。
ただし、このページから申し込んだ場合、初期費用として3,000円+税が取られてしまいます。
音声付きプランの場合であれば、UQ mobile オンラインショップから申し込むとキャッシュバックがあるためにそれで初期費用を回収すればよいのですが、データ高速プランにはキャッシュバックがつかないため、初期費用がまるまるもっていかれます。
それを回避するには「エントリーコード」というものをゲットします。
エントリーコードをゲットしよう
エントリーコードはエントリーパッケージという製品をAmazonで購入することでゲット出来ます。
以下の商品がデータ高速プランに対応しています。
違いはUQモバイル純正のエントリーコードとビックローブUQモバイルというOEMのようなエントリーコードの違いです。
ただ、どちらで申し込んでも最終的にはUQモバイルに申込となるため、どうせなら安い方を選びましょう。
現時点ではビックローブUQモバイルのエントリーコードが500円と純正の方よりも安かったため、私はビックローブのエントリーコードを購入しました。
エントリーコードを使って申し込みを行うと、初期費用3,000円は発生せず、エントリーコード購入費用だけで済みます。
なお、こちらのUQモバイル純正の方にはAmazonギフト券がもらえると書かれていますが、ギフト券についてもデータ高速プランは対象外となります。
ちなみに、なんでビックローブが関係あるかというと、ビックローブは今KDDI傘下の企業になっているんですねえ。UQとは兄弟のような関係?です。
ですから、ビックローブのネームバリューを使って売れそうなものは売ろうということでしょうか。
もちろん、それが売れればビックローブにもKDDI?UQ?からインセンティブがあるでしょうし、まあ、悪いことじゃないと思います。みんながWin-Winですし。
エントリーコードを使って申し込む方法
Amazonでエントリーコードを購入すると、早ければ翌日には到着します。
エントリーコードの商品はB5サイズのただの紙っぺらです。しかし、その紙っぺらに大事なエントリーコードと申し込みの方法が記載されています。
申込用のURLにアクセスして、書かれている通りに必要事項を入力します。もちろん、その途中でエントリーコードの入力が求められますよ。
最初にSIMの種類を選択することになりますが、SIMの種類を間違えると使えない場合があるため、きちんと対応機種を確認しましょう。
ただ、海外のスマホとか、タブレットとか、リストにないものについては基本的に自己責任でお願いします。「マルチを選んどけばいいんじゃね?」ということで私はマルチを選びましたが…。
その後、個人情報や支払方法の入力もあります。
最後には身分証明書をアップロードします。健康保険証や免許証などですね。写真にとってそのデータのアップロードがおわると申請完了です。
申請内容に不備がなければ審査が通ったことがメールでお知らせされます。
不備があった場合には「やり直してください」といった連絡があるはずなので、UQからのメールは必ず確認しましょう。
私は申請をした翌日には審査が通ったとの連絡があり、SIMを発送しましたという連絡もありました。
SIMが到着&早速設定
地域にもよると思いますが、私の場合、SIMカードは佐川急便で連絡があった翌日には届きました。
あとはスマートフォンに装着&設定をするだけです。一緒に送られてくる紙のマニュアル「UQ mobile はじめてガイド」を参照しましょう。
APN(アクセスポイント名)の設定が正しく行われないと、UQモバイルのネットワークにつながることが出来ませんので正しく設定しましょう。
また、設定後に電波をつかまない場合、スマホを一度再起動してみてください。
これで一連の申し込みは完了です。
使ってわかったUQモバイルの特徴とは?
SMSサービス込みのデータSIM
データプランの場合、格安SIM業者によってはSMS(ショートメッセージサービス)が最初から使える場合と使えない場合があります。
使えない場合はオプションで追加しますが、UQは標準でついているので別途追加申し込みは不要です。
SMSを付けないでデータSIMをスマホに挿してつかっていると、セルスタンバイ問題が発生し、バッテリーの消耗が激しくなることがありますので注意が必要です。
初月は日割り&翌月繰り越しが可能
契約した最初の月の月額基本料は日割りとなります。一方、データ容量は日割りにはなりません。
つまり、たとえば某月15日に3GBプランの申し込みを行ったとすると、月額料金は半額になりますが、データはまるまる3GB使えるということです。
それならば、出来る限り月末に申し込んだ方がいいですよね!
ただ、日割り請求される初日は申し込んだ日ではなく、SIMが使えるようになった日、が初日になります。
ですからエントリーコードを申し込んで、エントリーコードが家について、申請をして、家にSIMが届く日…を逆算して最初のエントリーコード購入手続きをしましょう。
だいたい毎月20日くらいにエントリーコードを注文すればよいのではないでしょうか?
データの繰り越しが翌月まで可能
UQモバイルは契約したデータが月内で残った場合、翌月に繰り越すことが出来ます。
ですので、データが余っても焦ることはありません。翌月にじっくり使いましょう。
データのシェアはできない
UQモバイルには家族割制度がありますが、家族回線であっても残ったデータ容量を家族間でシェアすることが出来ません。
期限が切れるデータについては使い残しが無いように気を付けましょう。
メールアドレスは有料である
UQモバイルでは「@uqmobile.jp」のドメインでメールアドレスを提供していますが、毎月200円かかります。
ですから、メールアドレスが必要な方は別途申し込みが必要です。
http://www.uqwimax.jp/plan/mobile/option/mail/
ワイヤアンドワイヤレス(Wi2)のWi-Fiが無料で利用できる
これはありがたいことですが、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供するWi2 300という公衆無線LANサービスを無料で使うことができます。
なお、UQのSIMの番号(電話番号とはまた別)で対象者かどうかを判別するため、UQのSIMが刺さった端末でなければこのサービスは使えません。
http://www.uqwimax.jp/plan/mobile/option/wi-fi/
テザリングは無料で使える
先日、auやソフトバンクがテザリング有料化に踏み切ってブーイングを受けましたが、UQモバイルでは今の所テザリングの利用は無料です。
親分のauが有料で、子分のUQが無料というのはちょっとアレですが…ただなものは使っておきましょう。
私はメイン回線のほうがギガが足りなくなってきたら、UQのSIMを挿した端末をアクセスポイントとして、テザリングでつないでいます。
なお、テザリングのできない機種もあるようなので、事前にUQのホームページでチェックです。
http://www.uqwimax.jp/plan/mobile/option/tethering/
肝心のスピードは…!?
さて、最後に肝心のスピードです。
私が働いているところはいわゆるオフィス街で、昼になると格安SIMなんて遅い…というよりも繋がらないという方が正しいのですが、そんな環境下でUQのスピードテストをしてみました。
結果はこちら!
お昼に下り33.8Mbpsは立派な結果ではないでしょうか!?もしかしてキャリアと遜色ないかも?噂通りUQは格安SIM業者という皮を被ったauのサブブランドですね。
なお、あまりツールを使ってばかりいると、ギガが足りなくなるので注意。今回も1回の計測で50MBも使っていますので…。
というわけで、UQモバイルのデータ高速プランをお得に契約する方法とその特徴についてでした。