ネット専業銀行は窓口を持たずにネット上でサービスを展開する銀行ですが、中でも手数料の安さや金利の高さで人気なのが住信SBIネット銀行です。
おそらく使われている方も多いと思います。
その住信SBIから新しいクレジットカード「ミライノカード」が誕生しました。
住信SBIのユーザーならば持っておきたいカードです。その内容を解説します。
ミライノカードとは
住信SBIネット銀行が2017年の終盤から発行するクレジットカードです。
住信SBIの口座を持たなくても持つことが出来ますが、口座を持っている方は大きな優遇を受けることが出来ます。
まずはそのラインナップからです。
ミライノカード | ミライノカードGOLD(ゴールド) | ミライノカードPLATINUM(プラチナ) | |
年会費 | 初年度無料
2年目以降900円+税 年間10万円以上の利用で無料 |
3,000円+税
年間100万円以上の利用で無料 |
25,000円+税 |
QUICPay | 対応 | ||
ApplePay | 対応 | ||
国際ブランド | JCB | ||
申込み対象年齢 | 18歳以上(高校生除く) | 20歳以上(学生除く) |
ポイント還元率は最大1.0%
ポイントサービスとしては利用1,000円毎に5ポイントの「ミライノポイント」が貯まります。
おトクなミライノ ポイント
ミライノ ポイントとは、ミライノ カードのご利用金額に応じて貯まる、
ミライノ カード専用のポイントです。
毎月のご利用金額の合計に対して、1,000円ごとに5ポイントが貯まります。
最大還元率1.0%とありますが、1,000円利用で5ポイントって…0.5%じゃないの?
そうなのです。だから「最大」1.0%と書かれているんですね。ではあとの0.5%はどうなるのでしょうか?
ミライノポイントをスマプロポイントに交換して+0.5%
貯まったミライノポイントは2つの使いみちがあります。
1つは住信SBIネット銀行のスマートプログラムポイント=スマプロポイントへ交換する方法。
ミライノポイント1,000ポイント以上100ポイント単位でミライノポイントからスマプロポイントに交換が可能です。
ただ、1,000円で5ポイントなので1,000ポイントを貯めるには20万円使わないとならないんですよね。そこは注意。
で、交換レートは1:2なので、ミライノポイントが1,000ポイント貯まれば、スマプロポイントが2,000ポイントになります。
ここでポイント還元0.5%だったのが倍の1.0%になるというわけです。
スマプロポイントは1ポイント1円なので、現金2,000円に交換可能です。
「だったら最初から1.0%のポイントくれたらいいのに」と思いますが、それだとカードの利用は10万円しか使ってもらえません。
たくさん使ってもらいたいという狙いもあるのでしょう。
ミライノポイントをミライのカードの支払額から差し引くことが可能
ミライノポイントはスマプロポイントに変更せず、クレジットカードの支払い金額からマイナスすることも出来ます。
ただその場合はポイントの倍加は発生しませんのでポイント還元は0.5%のままです。
ということで、ミライノポイントの使いみちは…
1.スマプロポイントに変更して現金で受け取る。その際にレートが2倍になる。
2.カードの支払総額から減算する。レートは0.5%のまま。
住信SBIの口座を持っているのであれば、圧倒的に前者を選択するでしょうね。
QUICPay・ApplePayにも対応!
クレジットカードには後払い型の電子マネーであるQUICPayが搭載されています。
ですのでコンビニ・スーパーをはじめ、QUICPay・QUICPay+が使えるお店であればカードをかざすだけで買い物ができてしまいます。
金額の引き落としは後日まとめて銀行口座から引き落とされます。
引き落とし銀行はどの銀行でも可能ですが、ここはやはり住信SBIが良いでしょう。カードの年会費が不要になる利用実績になりますからね。
また、カードをiPhoneなどApplePay対応端末で読み取ることで、ApplePayの支払いカードとしても利用が可能です。
決済方法はQUICPayになりますので、クレジットカードを持ち歩いていなくてもiPhoneさえあればQUICPay対応のお店で支払いが可能です。
ウェブ内のネット決済でもApplePay支払いに対応しているサービスならば支払いができます。
ネット銀行だけあって、ネットと親和性のあるサービスを最初から持ってくるあたりわかっていますね。
カードの契約や利用で住信SBIのスマートプログラムがランクアップ!
しかし、なんといってもこのカードの一番の注目点は、やはり住信SBIネット銀行のスマートプログラムのランクが上がること!
スマートプログラムのランク制度がちょっと複雑なのですが、住信SBIのホームページでチェックしてみてください。
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/smartprogram_04
で、簡単にまとめると以下のようになります。
- 30歳未満であれば1,000円を預けていればランク2になれる。
- 30歳以上でも月末に30万円以上を預けているか、30万円未満でも外貨預金を預けたり、ハイブリット預金に残高があったりすればランク2になれる。
よって、ランク2になる事自体は最初からハードルはそれほど高くないと思います。実際に私もメインバンクではありませんが「ランク2」です。
一方で、ランク3,4になろうとすると住信SBIをメインバンクにしたり、資産を集約している人でないと、ちょっと難しいのではないかと思います。
しかし、ここでミライノカードの登場です。
ミライノカード(一般)を使ってランク2から3になる
現在、表の「その3」の条件でランク2になっている人は、ミライノカードを毎月使って1万円以上の引き落としが発生すると昇格条件が1つ追加となりますのでランク3に昇格します。
例えば、以下のような組み合わせでランク3になります。
・月末残高1,000円以上(30歳以上)
・外貨預金月末残高あり
・SBIハイブリット預金月末残高あり
・ミライノカードで引き落とし1万円以上
また、もしミライノカードを使って毎月5万円以上の引き落としが発生すれば昇格条件が2つ追加されることになるため、以下のような条件でもランク3に昇格可能です。
・月末残高1,000円以上(30歳以上)
・外貨預金月末残高あり
・ミライノカードで支払い5万円以上
さらに1万円以上を毎月引き落としていれば年間で12万になりますので、次年の年会費は無料となります。
ミライノカードGOLDを所持してランク2から一気にランク4へ!
これです!GOLDを持っていれば最高ランクのランク4も夢ではない!
いままでランク4はかなりハードルが高いものでした。
しかし、ミライノカードGOLD(またはPLATINUM)を契約するだけで2ランクアップできるのです。これはかなり大きなメリットです。
GOLDの場合、年会費は3,000円+税かかります。
しかし、ランク4の場合は毎月50ポイントのスマプロポイントがもらえます。年間にすると600ポイント(600円相当)。
ですので実質的な年会費はおよそ2,400円と言ってもいいと思います。
ではその2,400円の年会費でランク4になってどれだけのメリットを得られるのかと言えば、上述の50ポイントゲットに加えて
- 毎月ATMでの引き出しが15回まで無料
- 毎月他行への振込みが15回まで無料
これって凄くないですか?
特に他行への振込が15回まで無料というのは凄いと思います。実際に15回以上することはないと思いますが、であれば実質手数料無料と言っても過言ではありません。
2,400円を12ヶ月で割れば200円。毎月200円分のカード年会費を負担すれば、ほぼ回数を気にせずに他行振込&ATM引き出しができるわけですから。
ということで私はミライノカードGOLDを申し込んでみることにしました。
審査に通るかどうかはこれからの判定次第ですが、さっそく職場に在籍確認の電話がありました(笑)。
キャンペーンでもっと得をする
住信SBIではミライノカード誕生記念ということで、5,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンを実施中。
もらえるのは2,500ミライノポイントなので、スマプロポイントに変えれば5,000ポイント=5,000円ということになりますね。
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/1193063_1552
また、クレジットカードを契約する際にポイントサイト経由で申し込めば、ポイントサイトのポイントも貯まってお得です。
今なら、げん玉で2,250円分、ハピタスで2,500円分のポイントがもらえますので、申し込みをすれば合計で7,500円分くらいお得になるわけです。
申込みもカードの利用もスマートにいきましょう!