カツといえば豚カツがポピュラーですが、最近東京では牛カツがブーム。多くの牛カツ店がオープンし、テレビや雑誌でも取り上げられています。
そして今月、東京に京都・名古屋で大人気という「京都 勝牛」が3店舗オープンすることに。小川町・秋葉原・竹橋という3つの立地はいずれも千代田区ですね。
東京進出の先陣を切る小川町店ではプレオープンのシークレットイベントとして、通常1,280円(税抜)の「牛サーロインカツ膳(130g)」が2日間だけ500円(税抜)というサービス価格で提供されるということで、行ってまいりました!
着いたら当然行列
開店は11時。私が小川町に着いたのも11時頃でしたが、列の最後尾に着いた時には既に前には推定200人以上のお客さんが…。下の地図で言うと左側のお店に行くまで、80メートルちょっとの行列でした。名古屋の時が150人で1時間半待ったと言われていましたので、2時間以上の待ちは覚悟です…。
11:50頃にお店の方が列の後部までやってきて、その時点で当日の分は終わりと伝えに来ました。その後も並びに来る方はいましたが、最後列の方から「終わり」ということを伝えられ、皆さん肩を落として写真だけ撮って帰って行きました。
結局3時間半待ち…
しかし、2時間たってもまだ残り3分の1以上程度残っています。「ああ、3時間以上待ちコースか…」と覚悟。
14:30頃になりやっとお店が面している通りまで出てこられました。ここまで3時間半近く。入店までもう一息…入店した時は14:45くらいだったでしょうか…。とにかく待ちました。もうおやつの時間です。こんなに待つならもう少し早く出るべきでした…^^;
牛カツとご対面!
店内はテーブル席、カウンター席など合わせて50席位ありそうです。ワンフロアですがけっこう広いです。
席に座るとお茶はセルフで机の上のポットから、これまた机の上に用意してある湯のみに自分で注いで待ちます。(この日はメニューは一つでしたのでオーダーを取りに来ることはありませんでした)
その他、机の上には牛カツのおすすめの食べ方のプレートがありました。まずはわさび醤油で、それから山椒塩やウスターソース、カレーつけ汁でどうぞということ。
そして入店から待つこと5分程度、牛かつがやって来ました!待ったぞ!お盆の左に麦飯、左に赤だし、中央にメインの牛カツ。手前がだし醤油と山椒塩、右奥がカレーつけ汁でした。
ちなみに、ご飯はおかわり自由。キャベツと赤だしはプラス100円でおかわり自由になるということでした。
おすすめの食べ方はわさび醤油
さてさて、早速実食です。
おすすめのわさび醤油から試します。カツと一緒のお皿に盛られてきたたっぷりのわさびです。それをたっぷりつけて手前左のだし醤油につけて食べます。うん、確かに合います!わさびはそれほど強烈な辛味はなく、比較的マイルドなのでたっぷりつけても問題なし。肝心のカツは薄い衣に包まれたレアな揚げ具合でとにかく柔らかい。さすがサーロイン。肉というより赤身の魚を食べているかのような柔らかさ。ですがもちろん牛肉特有の甘味旨味はありますよ。牛カツは一口サイズに細かく切られていますので、その点でも食べやすいです。
お次はカレーつけ汁で。つけて食べてみると、つけ汁はカレーを和風の出汁で割ったような味。あれです、カレーうどんの味です。それにカツをつけてご飯と一緒に食べるとまるでカツカレーのようで面白いです。
そして山椒塩とウスターソースですが、こちらはだいたい味が予想できたのでスルーしてもう一度わさび醤油に。おすすめだけあって、ほんと良く合うと思います。結局、わさびはすべて使い切って完食しました。
総評
和風の牛カツというジャンルは新しく、わさび醤油やいろいろな味で食べさせるこのスタイルは面白いです。今回、シークレットイベントということで500円で提供されましたが、実際の値段は1,280円。なかなかいいお値段ですが、それだけの価値はあるかな。ちょっと贅沢したい時に行くお店の候補には入れておきたいと思います。
しかし、780円の割引サービスを受けるのに3時間半も並んだ自分に呆れたというか…w 最初から3時間半待つと分かっていたら並ばなかったなあ…。まあこれはお店側の責任ではなく自分の問題ですけれどね。次回からこういう機会があるときはもっと早く並ぼうと思います。