auのSIMロック解除のルールが8月から変更になりました!さらに縛りがゆるくなりますので、そのルールをまとめておきます。
SIMロック解除とは?
そもそもSIMロック解除とは?という話です。ご存じの方は読み飛ばして下さい。
日本のキャリアは自分のキャリアで販売した端末では自分のキャリアのSIMしか使えないようにハードウエア側、また最近ではネットワーク上でロックを掛けています。それをSIMロックと言いますが、そのロックを解除する作業がSIMロック解除です。
SIMロックを解除すると他キャリアのSIMが使えるようになります。格安SIMと呼ばれる安いSIMを使うことも出来ます。また、海外に持っていけば、現地で売られているプリペイドSIMなどを挿して滞在期間中だけそのSIMを使ったりすることも出来ます。
「他社のSIMは使う予定はない」「海外にも行かない」という人でもロックを解除しておくメリットはあります。機種変更をする時に古い機種を下取りに出したり、街の中古買取店(ゲオなど)やメルカリなどで売ったりする際、SIMロックを解除しておくと通常であればそれだけで売却価格は上がります。
ですので、誰にとってもSIMロックを解除しておくメリットはあります。デメリットは特に思いつきませんね。
auの新しいSIMロック解除ルール
auではSIMロック解除のルールを以下の通り改め直しました。
端末を分割購入している場合
8/1より、機種購入日から101日目以降より手続きが可能となりました。以前は181日でした。
なお、既にその回線(電話番号)で過去にSIMロック経験がある場合は、購入から101日以内でもSIMロック解除手続きが可能です。(2017/12より)
ただし、過去に契約者本人の購入履歴がある場合のみロック解除が可能ですので、お店やメルカリなどで購入した「白ロム」と呼ばれるような端末はロック解除ができなくなります。(2017/12から)
ですので今使っているauの端末がauショップや販売店以外で購入したもの(中古品など)であれば、12月までにロック解除しておくことをおすすめします。
端末を一括購入している場合
端末を購入時に一括で代金の支払いが既んでいる方は、12/1から即日解除が可能になります。(au購入サポートなど適用されているものを除く)
一括で支払いが終わっているのであれば、持ち主が自由に扱えるべきで、この対応は遅すぎるともいえますが、まあ決断してくれたことには感謝ですね。
どちらの場合でも対応機種は「2015年4月23日以降発売の機種」とのこと。iPhoneでしたら6sや7シリーズが対象ですね。
どのようにしてSIMロックを解除するか?
SIMロック解除はauショップに行って行うことも出来ますが、その場合は手数料が3,000円+税かかります。
ですのでショップには行かずに自分でネット上でサクッと作業してしまいましょう。
作業は以下のリンク先(auの公式サイト)で行なえます。
https://au-cs0.kddi.com/au-support/sui/SUI001W001/SUI0010001BL.do
こちらのページでIMEIまたはMEIDを入力するとSIMロックが出来るかどうかを判定してもらえます。通常IMEIでいいと思います。
ちなみにIMEIとかMEIDとかは、あなたの端末が持っている識別番号で、その番号は「世界に一つ」しか存在しません。販売された時にauのデータベースにその番号がきちんと登録されており、誰がどのIMEIの端末を使っていのかがわかります。ですからau側では誰の端末かを正確に判断することが出来るのです。
IMEIの調べ方については、iPhoneであればAppleのページに調べ方が載っています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204073
その他の機種でも、本体の設定情報内などで確認ができますし、また購入した時の箱にも記載されています。
上述の通り、世界に一つだけしかない番号です。友だちに聞いてその番号を入れても意味ないですよ。というか、その場合は友だちの端末のSIMロックが解除されてしまうかもしれないので注意!
IMEIを入力して、○の判定がされれば、あとは同意してSIMロックを解除するだけです。本体を弄る必要はありません。
最近の端末はキャリア側のデータベースでソフト的にロックの規制をかけているだけで、ネット上でそれを解除するだけで作業は完了するのです。
なお、画面については以前私がロック解除をした際の記事をご覧ください。
購入から181日過ぎたのでauのガラホAQUOS K SHF32のSIMロックを解除してみた!
ということで、SIMロック解除で出来る権利をゲットしたら、とりあえずSIMロック解除の手続きをしておきましょう!