スタバの「タダ券」の話
スターバックスコーヒーでは時々「タダ券」を配布しています。
最近では昨年末(11月から12月)にスターバックスカード(スタバで使えるプリペイドカード)に5,000円チャージをすると1枚、タダ券が配られました。
スターバックスカードへのオンラインでのクレジットカードによるチャージの場合は、紙ではなくeチケット(電子チケット)でもらえます。私もチャージしていただきましたよ。
なお、スタバカードへのクレジットチャージで得する方法はこちら → スターバックスカードへのオンラインチャージはどのカードで行うのがお得なのか調べてみた!
タダ券...と書きましたが、昨年末配布されたのは「Holiday Share Ticket」というのが正式名称のようです。(シーズンによってその呼び名は代わります)
また、厳密にはタダではなく最高で税抜926円(税込1,000円)まで、となっています。
まあ、普通に注文すればスタバと言ってもそこまで高い品はありませんので、実質無料のようなものです。
また、926円以内であればトッピングやカスタマイズもタダ。
エスプレッソを追加したり、牛乳を豆乳にしたり、ホイップを多めにしたり、追加料金も926円以内に収まればOKです。
今回はそのチケットの使用期限が1/31に迫っていました。使用期限が近づくと駆け込みで消費に訪れる方が多いようです。
グランデやヴェンディといった大きなサイズの飲み物を飲んでいる人が目立ちます。そこにいろいろと追加してカスタマイズです。
しかし、元々はデフォルトの状態が一番バランスが取れていますので、そこに追加カスタマイズをすると無駄に甘くなったり、苦くなったり、「カスタムしなければよかった」となることもあります。
これではせっかくのタダ券が無駄になってしまいます。
店員さんもすすめるタダ券の「有効活用法」
そこで私が行っているタダ券の有効活用法をお伝えします。
スタバには高級豆を使ったコーヒーシリーズ「リザーブ」というメニューが有ります。希少価値のある高級豆を注文ごとに挽いて専用のマシンでコーヒーを抽出するこのメニュー。
抽出する機材は「コーヒープレス」もありますが、ここは「クローバー」という機械で抽出してもらいましょう。「クローバー」についてはスタバの公式ホームページをご覧ください。
スターバックス・リザーブ http://www.starbucks.co.jp/coffee/reserve/
そうです、私がすすめるタダ券の使い方とはリザーブをクローバーで抽出して飲むという方法です。
何度かこの方法で飲んでいますが、ある店員さんは「これがチケットの一番いい使い方ですよね」と言ってくださいました。
ただ、残念ながらクローバーは全店舗にあるわけではありません。それでも都市部を中心に北海道から沖縄まで用意されています。 → 検索
リザーブの何がタダ券向きなのか?
ところで、なぜリザーブシリーズを飲むのにタダ券が一番有効なのか?それは「リザーブは高い」からです。
通常のドリップコーヒーがトールサイズで320円なのに対して、リザーブの中で今一番安いメニューでもトール530円です。
そして現在一番高いのがウォーレンフォード ジャマイカ ブルーマウンテン コーヒーのトール1,400円!ブルーマウンテンは最近希少になってきているとはいえドリップコーヒーの4倍以上ですよ。たまげたなあ。
さすがにこれを普通では飲もうとは思いませんが、タダ券を使えば差額474円+税を払えばこれが飲めちゃうわけですから、こりゃ試してみたくなりますよね。
ということで、先日このブルマンを飲んできました。
リザーブを注文する
注文の仕方は至って普通です。「ウォーレンフォード ジャマイカ ブルーマウンテン コーヒーのトールをください」。
そして「eチケットを使います。差額はスターバックスカードで支払います。」と、普通に注文します。もちろん差額は現金でもオッケーです。
ということで、今回は上述の通り税込511円の支払いで済みました(それでも高いといえば高いですが)。
今回、私の行ったお店は通常の商品が出てくるカウンター横にクローバーがありました。
「そちらからお出しします」と伝えられクローバーの前に行くと、ブラックエプロンのバリスタさんがお出迎え。豆を一人分カップに取り、クローバーに入れて抽出です。
説明が面倒なので(ぉぃ)、Youtubeにあった動画を使わせてもらいます。
この機械かっこいいですよね~。おいくら万円するのかしら?
ということでウォーレンフォード ジャマイカ ブルーマウンテン コーヒーが出てきました!
一緒にコーヒー豆ごとのリーフレットがもらえます。
裏にはコーヒー豆の説明が書いてあります。
で、肝心のお味のほうなんですが…いや~、私、違いがわからない男なので詳しくは語れないのですよ。でも、でもホントに雑味などはなくスッキリとしていましたね。(と当り障りのないことを...
一番重要なのは、「高いコーヒーを飲んだぞ~!」という自己満足でしょうか。なかなかないことですから。こんなに高いコーヒーを飲んだのは「談話室滝沢」の1,000円のブレンドコーヒー以来ですよ、あはは。
そんな私でも、やはりまたタダ券が手に入ったらリザーブでいれたコーヒーを飲んでみたいと思います。
そんな気にさせてくれる、おいしいコーヒーと贅沢な時間でした。
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